01 木工の最近のブログ記事


東京のお客さまで、飲食のお店の準備でメニュー札のお問合せ頂きご購入頂きました。
ご自分でメニューを書き込まれるということで、にじみ対策についてもご質問いただいて
アドバイスをさせていただきました。
先日、そのお客さまから実際書き込まれた写真をお送り頂きました。
お客さまから送って頂いたメニューフ札の写真
筆遣いがお上手。
私は筆が全くダメです。うらやましい。
もう開店されたのでしょうか?
ご商売の繁盛をお祈り致します。
今回のメニュー札、材料はスプルスです(サイズ:W100×L300×T9)。
オーダーサイズで対応致します。
木札材料 は 黄色い 木仙人
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蟻桟、吸い付き桟とも言います。
主に板の反りを抑えるのに使われる木工の仕口です。
今月は中ごろより水屋箪笥の修理・リフォームを行っています。

しっかり造られた箪笥です。
張られた板はおそらく桧だと思いますが
よくぞこの幅で張れたと思うほど幅広材が
使ってあります。
しかしながら、古い箪笥の多くはその板を
釘で止めたものが多いです。
この水屋箪笥も同様。
板の割れは釘を打った部分から起こって
いるものが多く見られます。
木は湿度によって伸縮します。
乾燥が進むと木は縮みますが、その際
釘で拘束されていることにより、釘を打った
時にできたクラックから割れが進行するのです。
近頃は、空調の効いた部屋で使われることの多い家具。つまり、乾燥する環境で使われるので
木がある程度自由に動ける造りに仕上げる必要があります。
長く使っていただくためには、修理と言えども造られた当時の形で直すだけではなく 使われる環境を
想定しながら造り変える場合も必要です。
今回の床板、棚板の張替えの際に、蟻桟を工夫し張り直しました。
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何かと製作の依頼をいただく社長さんより、スツールの依頼がメールで届きました。
リンクの貼られたサイトを見ると、シューメーカースツール でした。
シューメーカースツール とは、デンマークの有名な椅子で
靴職人が使っていたところから付いた名前です。
(適当なリンクがあればとおもったのですが・・・なさそうです)
座面のおしりを包むカーブと三本脚が特徴のスツール。
展示会の商談の際に使いたいとおっしゃり、4脚の注文です。
この手の椅子は、専用機を使って量産されていると思われますが
(仕上げは手仕上げでしょうが、途中の行程は機械で行われるのでしょう)
まともな設備の無い私は、どう作るかから始まります。
このスツールは柔らかなカーブが命。
形状から、大まかな加工は旋削がベストと判断。つまり、ろくろです。
ただ、大事なところ(股間の・・・爆)に近い部分は 、部分的に手で仕上げることに。
(虫穴が見えますが、これも自然の一部。穴に天然の防虫剤を注入。その後、同じ木で埋めます。)
コストの関係上、脚材は専門の加工業者さんから調達しましたが
貫という脚をつなぐ棒は、両端を細くするのは手で鉋を掛けて仕上げました。
つまり、穴を斜めにあけなければ
なりません。
これがやっかい。
専用治具に専用工具で穴をあけます。
←座面は影が付くと
表情が良くわかります
横から 後ろから

本来のシューメーカースツールは、もっと座面が小さいです(作業用の椅子ですから)。
お年寄りも座るだろうという想定から、座面は広い方が座った時の安心感が高いと考えました。
私の作ったこの椅子は、ロダンにでも座ってもらって考える椅子とでも名付けておきましょう。
何となく、軒下やデッキなどで景色を眺めながら考え事をするのに向いていそうです。
納品し社長さんからOKをいただき、何とかミッション・コンプリート。
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